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ブリスベンの基本情報  Brisbane, Basic Information

基本情報
亜熱帯に位置するクイーンズランド州の州都ブリスベン。人口173万を数えるオーストラリア第3の都市で、人気のリゾート地ゴールドコースト、サンシャインコーストへのゲートウェイとしても知られている。 大きく蛇行するブリスベン川沿いに街が拓けており、中心部シティには近代的ビルに混じって、今もルネッサンス風、ゴシック風、コロニアル風の建物が数多く残っている。そんなシティの通り名がほかの街とはちょっと異なっている。シティをほぼ南北に走る目抜き通りは女性名、東西は男性名といった具合なのだ。例えば、女性名のほうはアリス、マーガレット、メアリー、シャーロッテ、エリザベス、クイーン、アデレード、アンとなる。クイーン・ストリートの一部はモールとなっており、1日中人通りが絶えない。

ブリスベンに滞在する観光客が必ず足を運ぶのが、シティの西郊外フィグツリーポケット地区にあるローンパイン・コアラサンクチュアリ。動物園としてはオーストラリア最大のコアラ飼育頭数約130頭を誇り、コアラを見るならオーストラリアではベストといえる場所だ。また1988年のオーストラリア建国200年祭時に、シティとはブリスベン川を挟んだ対岸で万博が開かれた。その跡地はサウスバンクパークランドとしてブリスベン市民の憩いの場となっている。

クィーンズランド州の基本データ
面積 172万7200km2人口 約375万人
州都 ブリスベン(人口約173万人)
時差 オーストラリア東部標準時(日本より1時間早い)サマータイムは実施していない。
電話州外局番(エリアコード)07

観光情報
ブリスベンの中心はキングジョージ・スクエア King George Sq.にあるシティーホール City Hallだ。取れんじっとセンターからもローマ・ストリートを真っすぐ南へ5分ほど歩けば到着。高さ92mの時計塔が目印のネオクラシックな建物で、1920年代に建てられた。見学ツアーに参加すれば時計塔の中ほど76mのところに造られた展望台まで上り、シティの景色が堪能できる。そんなキングジョージ・スクエアを中心に町の概略をつかもう。

キングジョージ・スクエアに面したアデレード・ストリート Adelaide St.から1ブロック離れたクイーン・ストリート Queen St.はショッピングの中心地。なかでもジョージ・ストリート George St.とエドワード・ストリート Edward St.に挟まれた一画はモールで、マイヤーセンター Myer Centre、デイビッド・ジョーンズ David Jonesをはじめとするデパート、ショッピングアーケード、映画館が軒を連ねている。なお、クイーン・ストリートモールとアルバート・ストリート Albert St.が交差するところにはブリスベン・インフォメーションセンター Brisbane Information Centreもある。
また、クイーン・ストリートの東側、ブリスベン川に面した場所には、しゃれたレストランが集まるリバーサイドセンター Riverside Centre、イーグル・ストリート・ピア Eagle St. Pierがある。

【観光のポイント】
Point1 ブリスベン川の南に集まる観光スポット。ビクトリアブリッジ Victoria Bridgeを渡るとサウスバンクSouth Bankに出るが、博物館、美術館、アーツセンター、サウスバンク・パークランド South Bank Parklandなどシティの見どころが集まっている。
Point2 シティの北の繁華街フォーティチュードバレー Fortitude Valley(通称ザ・バレー The Valley)はチャイナタウンの様相を見せており、その東隣、ブリスベン川に面したニューファームという一画も手ごろで美味しいレストランが並び、若者に人気がある。
Point3 コアラが抱ける動物園が多いのもクイーンズランド州の特徴。なかでもブリスベン郊外のローンパイン・コアラサンクチュアリは、130匹以上のコアラがいる老舗。

交通機関
【空港/市内間】

●ブリスベン国際空港/市内間

ブリスベン国際空港は市内中心部から約13kmに位置しており、国際線用と国内線用のふたつのターミナルがある。両ターミナル間は約2.5km離れており、国際線~国内線乗り継ぎ客は各ターミナル到着ホールにある乗り継ぎカウンターでチェックインすれば、指定の電車(エアトレインAirtrain)が無料となるチケットがもらえる。またブリスベン国際空港からは、ブリスベン市内のほかにゴールドコースト、サンシャインコーストへのバスがある。

・エアポートバス
コーチトランスCoachtransが運行するスカイトランスが市内主要ホテル、ブリスベン・トランジットセンターを結んでいる。所要時間は25~40分。市内から空港へ向かう場合は電話しておけばホテルでピックアップあり。
・ 電車
空港と市内を結ぶ催促手段がエアトレインと呼ばれる電車(シティまで22分)。シティとレインが空港へ乗り入れているもので、両ターミナル前に駅がある。
・ タクシー
シティまでおよそ$30~35で、3人いたらタクシー利用が割安。所要時間は25~40分。


●トランジットセンター/市内間
長距離バス、長距離列車はすべてローマ・ストリートのブリスベン・トランジットセンター Brisbane Transit Centreに着く。中心部までは歩いても5分ほど。バスは一番上のレベル3、長距離列車はGround Levelを発着。Level3には宿泊案内所(ブリスベン・ビジターズ・アコモデーションサービス Brisbane Visitors Accommodation Service)もある。

【市内の交通】

ブリスベン・トランスポート Brisbane Transport管轄の市バス、フェリーとクイーンズランドレール Queensland Rail管轄の電車を活用すれば、ほとんどの観光地へアクセスできる。
市バス、フェリー、電車の各チケットは、市内各所にありニュースエージェンシー、コンビニエンスストアなど『Bus & Ferry Tickets Sold Here』の旗の出ているお店で購入しておくと便利だ。なおルート図や料金のインフォメーションはクイーン・ストリート・バスステーションのブリスベン・シティカウンシル・カスタマーサービスセンター Brisbane City Council Customer Service Centreで。

サンシャインコースト
太陽の光が輝く海岸、サンシャインコースト。ブリスベンの北約110kmのブレイビー島Bribie Is.から始まり、およそ150km先のティンカンベイTin Can Bayにいたる美しい海岸地帯。海沿いまで続く緑濃い森を内陸にたどると、そこは大分水嶺の一角となるヒンターランド。飛びきりの海と森を抱えるリゾート地だが、ゴールドコーストほどの華やかさはなく、その分落ち着いた雰囲気でビーチライフ、ネイチャーライフが送れる。 サンシャインコーストで起点となる町は、海沿いでは南からカランドラ、マルーチー(マルーチドール一帯)、ヌーサ、内陸部ではナンブア、ヤンディーナ、ユームンディ、モンビル(ブラックオールレンジ)、マレニー(ブラックオールレンジ)といったところだ。海沿いの町にはリゾート風のしゃれたコンドミニアムが多く、長期滞在しながら海と戯れるオージーの姿を目にする。またサーフィンの好スポットが多いのも特徴。内陸部には亜熱帯雨林が残り、壮大な自然景観を見せるグラスハウスマウンテンズなどの見どころもある。またしゃれた雰囲気のゲストハウスが点在しており、豊かな自然のなかでのんびり過ごすのに最適だ。

フレーザー島
サンシャインコーストの北、ハービーベイ沖合にあるフレーザー島も、オーストラリアにいくつかある「世界最大」という冠が付く自然のひとつで、世界最大の砂の島だ。南北約124km、東西は広い所で20kmほど、面積18万4000ヘクタールで、日本でいえば大阪府をひと回り小さくしたほどの大きさをもつ。今から14万年以上も昔、オーストラリア大陸東海岸を襲った豪雨が、大分水嶺(グレートディバイディングレンジ)の砂を削り取り、さらに沿岸部へと押し流し、その後は貿易風や海流の影響で現在のフレーザー島のある場所に堆積していった。今でこそ島の表面には緑鮮やかな亜熱帯雨林が見えるが、土台は完全な砂でできている。長く延びたビーチや、島の随所に見られる砂丘からその様子をうかがい知ることができる。 一方、森のなかは野生動物のパラダイス。森のなかへちょっと足を踏み入れるだけで、ディンゴやポッサム、ワラビー、240種を超える野鳥などに出合う可能性が高い。その貴重な自然ゆえ、世界自然遺産に登録されている。

ハービーベイ
フレーザー島対岸のハービーベイは人口4万5000人あまりのリゾートタウン。実際、ハービーベイと総称される一帯は、湾(プラティパスベイPlatypus Bay)に面して東西に長く、西からパイルバPialba、スカーネスScarness、トーキーTorquay、ユーランガンUranganという町になっている。宿泊施設やレストランなどが多く便利なスカーネス、トーキーが中心地だ。このあたりは波も穏やかで、海水浴スポットとしてもいい。
この町を訪れるほとんどの人が、フレーザー島へ向かう。この町発着で、日帰りから2、3泊、高級リゾートのキングフィッシャーベイに宿泊するものからキャンプするものまで、ツアーは選りどり見どり。トーキー、スカーネスにある観光案内所で相談して、自分に合ったツアーを選ぶといい。また、毎年8~10月後半はホエールウオッチング・クルーズの発着港として大にぎわいとなる。フレーザー島とハービーベイに挟まれた海域は冬でも水温が25℃と温かく、湾内の深さも200mほど、大陸棚も3~5kmの幅をもつ、ザトウクジラにとっては最高の休息地。南半球の夏の間、南氷洋で餌を食べ、冬のこの時期、子を産み育てるために、このあたりにやって来るといわれているのだ。

モートン島
モートン島は約20平方km、同じくオーストラリアのフレーザー島、ノースストラドブローク島に次ぐ世界第3の大きさの砂の島だ。海岸線は美しい白砂のビーチが続き、中央には高さ280mにも及ぶ巨大な砂丘がある。この島を特に有名にしているのが、夕方桟橋脇に現れる野性のバンドウイルカへの餌付けだ。ただし、むやみにイルカの体に触ったりするのは現金。また朝はビーチにやってきるペリカンの餌付けも楽しめる。

レディエリオット島
グレートバリアリーフ最南端に浮かぶコーラルケイ、それがレディエリオット島だ。1周歩いてわずか1時間ほどの小さな島で、周囲は珊瑚礁でぎっしりと覆われている。ほかのG.B.R.のリゾートとは違い、船でのアクセスはできず、すべてのゲストはバンダバーグやハービーベイなどから専用の小型飛行機を利用することになる。 国立公園に指定されている島で、滑走路を除いた大部分が渡り鳥の生息地。夏になると浜辺にはウミガメが産卵に上がり、島の周囲の珊瑚礁はまったく荒らされていない。これほどの自然を抱える貴重な島のため、リゾート施設も自然に溶け込むよう造られている。ほとんどの建物がグリーンやレモンイエローに塗装され、その周りにはヤシやカジュアリーナ、ピソニアなどの木が生えている。島の自然について関心をもってもらうためのエデュケーションセンターがあるのもエリオットならではだ。

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