「オーストラリアの歩き方」ホーム >
ケアンズの基本情報

ケアンズの基本情報 Cairns, Basic Information
- 基本情報
-
ケアンズのあるクィーンズランド州はオーストラリアで2番目に大きな州で、面積は日本の約5倍。北部に位置するケアンズへは日本からフライトも多く、日本人観光客にとっての玄関口となっている。州内にはグレートバリアリーフ、世界最古の熱帯雨林、国際的リゾート地ゴールドコーストなど、オーストラリアを代表する観光地が多く、観光業がひじょうに盛ん。州全域が熱帯、亜熱帯に属しており通称サンシャインステイトとも呼ばれる。その気候を活かし、沿岸地帯ではサトウキビやトロピカルフルーツなどの農業、広大な大地を活かした牧畜業、さらに内陸部でのボーキサイト、ウラン、銅などの鉱業と、オーストラリア経済の一翼を担っている。日本とのつながりも古く、北部沖合、パプアニューギニア近くのトレス海峡に浮かぶ木曜島には、1874年以降、南洋真珠を採るために数多くの日本人ダイバーが住み着いた。そのため北部最大の町タウンズビルには、1896年にオーストラリアで初めて日本の在外公館が置かれた。
【クィーンズランド州の基本データ】
面積 172万7200km2人口 約375万人
州都 ブリスベン(人口約173万人)
時差 オーストラリア東部標準時(日本より1時間早い)サマータイムは実施していない。
電話州外局番(エリアコード)07
- 観光情報
-
ケアンズを語るうえで欠かせないのがふたつの世界遺産だ。ひとつは言わずと知れた世界最大の珊瑚礁群グレートバリアリーフ(G.B.R.)。毎日マーリンワーフから数多くのクルーズが、G.B.R.を満喫しようとするお客を乗せて出航していく。そしてもうひとつが、市街の西に連なる大分水嶺一帯に広がる世界最古の熱帯雨林ウエットトロピックス。熱帯雨林を散策するツアーや、熱帯雨林を俯瞰する世界最長のケーブルウェイ、スカイレールなど、こちらの観光方法も充実している。さらにラフティングや熱気球、乗馬、ゴルフ、スカイダイビングなどさまざまなアクティビティも可能なのだ。
【観光のポイント】
Point1 ケアンズやポートダグラスから出ているアウターリーフ・クルーズに参加しよう。珊瑚礁の海でシュノーケリングやダイビング、半潜水艦での海中探検など楽しみいっぱい。
Point2 グレートバリアリーフの島に滞在するのも貴重な体験。リゾート開発された島ならアクティビティメニューも充実している。
Point3 世界最古の熱帯雨林へ。ケアンズ郊外から出ているスカイレール乗車がおすすめ。また熱帯雨林を流れる急流をラフティングで下るのも人気だ。
- 季節と気候
-
ケアンズ&G.B.R.地区は熱帯~亜熱帯に属している。そのため1年中温暖な気候だが、モンスーンの影響を受けやすく、雨季と乾季というふたつの季節をもっている。どの時期に旅をするのかで、楽しめることも多少変わってくる。またケアンズ地域では、それほど大がかりではないにしろ、さまざまなイベントも開催される。そうしたイベントを旅のなかに組み込むのも楽しいだろう。そこでここでは、主要な旅行時期について、その特徴を簡単に紹介しよう。
【雨季 12月中旬~4月下旬】
南半球が最も暑くなる夏はケアンズ&G.B.R.の雨季となる。ただし雨季といっても本当に雨が多いのは1~3月。また、約2000kmにわたるこの地域でも特に雨が多い場所は、ケアンズより多少南よりの地域(バビンダ、イニスフェイル、タリー、ミッションビーチ周辺)で、G.B.R.南部に行けば行くほど雨量は少なくなる。最南部のヘロン島やレディエリオット島などは、それほど雨が多いという感じはしない。この時期はまたサイクロン(台風)シーズンでもあるが、ケアンズなどの観光地に上陸するのは数年に一度。それほど気にする必要はないだろう。 夏ということもあり海水温も高く、雨にさえ降られなければマリンアクティビティは充分楽しめる。特に南部エリアは快適な旅が可能だ。またヘロン島やレディエリオット島、バンダバーグのモンレポーズビーチでは、ウミガメの産卵が見られる時期でもある。 服装は日本の夏を基本に。ただ雨に濡れたりすると肌寒く感じることもあるので、長袖のシャツが1枚はほしい。
【乾季前半 5月初旬~8月初旬】
雨が少なくなる乾季の前半は、風の強い日が多い。ケアンズでは風の影響を受ける熱気球を除くと、陸上のツアー、アクティビティを楽しむのに向いている。クルーズやダイビングは船が揺れるので、弱い人は必ず酔い止めの薬を飲むこと(船に用意されている)。どうしても心配な人は、1時間以内のクルーズで行ける島を訪れてみるといい。なお主要リゾートホテルでは翌日の風の予報をレセプション脇やインフォメーション脇に掲示するので、それを見てクルーズに参加するかどうかを決めるのもいいだろう。 なおケアンズでは毎年5月に2週間、日本文化をオーストラリアに紹介するジャパン・フェスティバルが開かれる。エスプラネードなどではさまざまな催しも行われるので、参加して日豪交流を図るのもおすすめだ。 服装の注意として、夜は意外に冷え込むこともある。特に7~8月のG.B.R.南部は思いのほか寒い。ケアンズでも長袖のトレーナーが、G.B.R.南部ではフリースを1枚持って行きたいところだ。
【乾季後半 8月中旬~12月初旬】
好天、微風という日が連日続くこの時期は、ケアンズ&G.B.R.の観光シーズン。特に10~11月は海水温も上がりだし、すべてのツアー&アクティビティにベスト。もちろん海の透明度はこの時期最もいい。またハービーベイやウィットサンデーでは、8~10月にザトウクジラのウオッチングも楽しめる。さらに11月もしくは12月の満月の夜から数日後には、G.B.R.全域でサンゴの放卵も見られる。 なおケアンズでは、毎年8月後半~9月中旬にかけての3週間、エリア最大のお祭りフェスティバル・ケアンズが開催される。特にフェスティバル最終日には、エスプラネードで盛大に花火が打ち上げられ、観光客にも人気のイベントとなっている。 服装は8~10月の夜はまだ肌寒いことが多いので、長袖1枚は必携。11月以降は日本の初夏の服装を基準にしよう。
- 交通機関
-
【空港/市内間】
ケアンズ国際空港は、町の北約6kmの所に位置している。国際線と国内線、ふたつのターミナルをもっており、両ターミナル間の距離は500mほど。飛行機の乗り継ぎなどの場合は、到着ターミナルにある航空会社のカウンターにチケットを提示し、ターミナル間を歩くことになる。
●シャトルバス
ケアンズ中心部へは、オーストラリアコーチAustralia CoachがエアポーターAirporterというシャトルサービスを運行している。指定した場所(ホテル)で降ろしてくれるのでとても便利。空港からはある程度人数が集まると出発する。市中心部までの所要時間は約20分。逆に市内から空港へ向かう場合は、事前に予約しておけばホテルピックアップをしてくれる。 またノーザンビーチ・エリア、ポートダグラス、モスマン、ケープトリビュレーション方面へはサンパーム・トランスポートSun Palm Transportがシャトルバスを運行。ダンク島へはミッションビーチ・ダンクアイランド・コネクションが1日3便バスを運行している(ミッションビーチ~ダンク島はフェリーサービスとなる)。 いずれのバスも、空港到着ホールにあるシャトルバス&コーチトランスファー・カウンターShuttle Bus & Coach Transfer Counterで受付を行う。
●タクシー
ケアンズ市中までは近いので、人数が3人以上集まるならタクシー利用が安くておすすめ。所要約15分で、料金は$20前後。
【市内の交通】
●市内バス
ケアンズ市内を走る市内バスで、観光客に利用しやすいのが青いボディのマーリンコースト・サンバスMarlin Coast Sun Busだ。ケアンズ中心部~ノーザンビーチ・エリアを結んでおり、バスの本数も比較的多い。そのためレンタカーを利用しない人には利用価値がひじょうに高い。シティプレイス脇が発着ターミナル(ケアンズ・トランジットモールCairns Transit Mall)となっており、最新路線図や料金表などがもらえるインフォメーションセンターもある。パームコーブやジャプカイ・アボリジナル・カルチュラルパーク、ケアンズ・トロピカルズー、スカイレール駅などもサンバスでアクセス可能だ。利用ゾーンを指定するトランジット・デイパスTransit Day Passなら24時間乗り降り自由でお得。
●郊外バス
ポートダグラスやモスマン、ケープトリビュレーションへは、空港から同方面へのシャトルバスを運行しているサンパーム・トランスポートが運行。ケアンズ市中からは予約が必要で、ホテルなどでピックアップしてもらえる。所要時間は約1時間30分。 またアサートンテーブルランドへは、トランスノース・バス&コーチサービスTrans North Bus & Coach Serviceが路線をもっている。特にケアンズ~クランダのシャトルサービスは値段が安く利用価値が高い。ケアンズの発着場所はシティプレイス脇だ。
●鉄道
ケアンズ駅Cairns Stationは、市中心部の西にあるショッピングセンターのケアンズ・セントラルCairns Central内にある。市中心部まで徒歩10分ほど。もちろんタクシー乗り場もある。キュランダ行きが1日2本発着している他、ブリスベン方面に南下する長距離鉄道も発着している。
【長距離バス】
グレイハウンドオーストラリアが発着する長距離バスターミナルは、各種G.B.R.クルーズの発着場所であるリーフフリート・ターミナルとなっている。チェックインはターミナル内にあるグレイハウンドオーストラリアのオフィスで行う。ホテル街であるエスプラネードやアボット・ストリートは目の前だ。なお早朝や夕方などクルーズの送迎バスが数多くバス乗降場に駐車する時間帯は、グレイハウンドのバスは少し離れたピア・ショッピング前の駐車場脇バス乗降場が発着場所となる。
- リザード島
- G.B.R.ケアンズセクション北端に位置するリザード島は、ダイバーとアングラー憧れの島だ。G.B.R.随一の人気を誇るダイビングポイント、コッドホールへの日帰りダイビングが可能。また島のトレードマークはカジキマグロで、近海はブラックマーリンの宝庫でもある。毎年9~12月のフィッシングシーズンには、世界中から数多くのアングラーがこの島に集まってくるほどだ。 1770年にキャプテンクック一行が、G.B.R.海域から外洋へ抜ける水路を探すために島へ上陸。その際、キャプテンクックと行動をともにした医師ジョセフ・バンクが、島に生息する数多くのオオトカゲを見て驚き、リザード(英語でトカゲという意味)島と名付けたという由来がある。
- ダンク島
- 鬱蒼とした熱帯雨林に覆われ、ユリシスをはじめとする可憐な蝶が飛び交うトロピカルアイランド――ダンク島。ファミリー諸島を代表するこの島は、G.B.R.有数のリゾートアイランドのひとつとして知られている。島の主要施設であるボヤージズ・ダンクアイランドは、ボヤージズ・ホテルズ&リゾーツ経営で、ゲストに対するサービスレベルの高さは折り紙付き。さらに居心地のいい客室、レベルの高いレストラン、オーストラリア有数のスパトリートメント施設、各種マリンアクティビティ施設など、リゾートとしてのポテンシャルもひじょうに高い。ミッションビーチから近いこともあり、デイビジターも比較的多い。
- マグネティック島
-
タウンズビルの沖合9kmの所に浮かぶ島がマグネティック島。2003年9月、ネリーベイNelly BayにマグネティックハーバーMagnetic Harbourが完成し、タウンズビルからのフェリーの数が大幅に増便され、ひじょうに便利な島となった。日帰りでも充分に島の魅力に触れられるのもうれしい。 マグネティック島は面積5184ヘクタールと大きく、一般島民が2500人ほど生活している。湾に面していくつかの村があり、各村にはホテル、銀行、パブ、レストラン、おみやげ屋などが並ぶ。リゾートとしての中心はネリーベイNelly Bayと、さらに北にあるアルカディアArcadiaだ。ほとんどの中高級リゾートはこの2ヵ所に集まっている。アクティビティの中心は島の北側にあるホースシューベイHorseshoe Bay。ジェットスキー、カタマラン、シーカヤック、ウエイクボードなど各種マリンアクティビティ、乗馬などの施設が整っているほか、コアラ展示をメインとしたミニ動物園コアラ&ワイルドライフパークKoala & Wildlife Parkもある。
タウンズビルからサンフェリーSunferriesを利用。毎日10~15便運航している。高速カタマランでマグネティック島の、マグネティックハーバーまで約25分。なお島内ではマグネティックアイランド・バスサービスMagnetic Island Bus Service利用が一般的。フェリーに合わせて各村へのバスを運行している。●サンフェリー 電話 (07)4771-3855
- アーリービーチ
- アーリービーチは、パイオニアベイPioneer Bayに面した小さな町で、町を貫くシュートハーバー・ロードShute Harbour Rd.沿いに、私設の観光案内所、バックパッカーズ、中高級リゾートホテル、おみやげ屋、ダイブショップなどが並んでいる。 海沿いのアーリービーチ・ラグーン(人工ラグーンプール)でのんびりしたり、入江でパラセイリングやジェットスキー、ウインドサーフィンなどにチャレンジしたり、あるいはこの町に滞在しながらウィットサンデー諸島クルーズを楽しむのもいいだろう。ウィットサンデー諸島へのフェリーやクルーズは、アーリービーチから約8km東のシュートハーバーShute Harbourもしくはアーリービーチ脇のアベルポイント・マリーナAbel Point Marinaが発着場所。特に多いのがシュートハーバー発着で、アーリービーチ~シュートハーバー間には、ウィットサンデートランジットWhitsunday Transitのバスが頻繁に走っている。なおアーリービーチには現在新しいマリーナを造る計画もあり、これが完成すればほとんどのクルーズは新マリーナ発着となる予定だ。
- ハミルトン島
- ハミルトン島はG.B.Rのリゾートアイランドのなかで、唯一ジェット機が直接乗り入れることができる大型リゾートだ。そのアクセスのよさから、世界中からG.B.R.でのアイランドステイを楽しみたいゲストが大勢訪れ、日本人旅行者にとってもひじょうにポピュラーな旅先として認知されている。さらに大きな空港をもつことから、ウィットサンデー地域のリゾートへのアクセス拠点でもある。 もちろんリゾートとしての規模も大きい。ウィットサンデー諸島最大の施設を誇り、ホテルスタッフ以外にもこの島に土地を購入し住んでいる人も大勢いる。そのためリゾートゲストへのサービスをメインとするリゾートサイドと、誰もが買い物や食べ歩きが楽しめる町、マリーナビレッジに分かれている。
- ヘイマン島
- ヘイマン島はウィットサンデー諸島最北の島。珊瑚礁のラグーンに囲まれ、緑も豊か、年間を通じて最高気温は23~31℃と暖かく、理想的なリゾートアイランドだ。世界のアッパークラスに愛されるデラックスリゾートとして知られ、オーストラリアの島では唯一ハイクラスなホテルの証明であるザ・リーディングホテルズ・オブ・ザ・ワールドに加盟している。
- デイドリーム島
- ウィットサンデー諸島のなかで最も本土寄りにある小さな島がデイドリーム島。この島のほぼすべてがデイドリームアイランド・リゾート&スパとして開発されており、家族連れ、カップル、ハネムーナーに人気だ。
- リンデマン島
- ウィットサンデー諸島南部にあるリンデマン島は、クラブメッドがリゾートを運営している。そのため毎日さまざまなアクティビティメニューが用意されており、陽気なGO(ジェントルオーガナイザー)たちととことん遊び尽くせるのだ。
- ロックハンプトン
- 南緯23度26分30秒、ロックハンプトンは南回帰線の通る町だ。ブリスベン以北では、タウンズビル、マッカイに次ぐ大きな町で、人口は約6万5000人。「ロッキーRockys」という愛称で呼ばれる美しい町で、グレートケッペル島への入口としても知られている。 ロックハンプトンができ始めたのは19世紀なかば。当時はレイクファリースLake Farrisと呼ばれる、フィッツロイ川沿いの小さな町だった。しかし1858年、町の北およそ60kmのカヌーナCanoonaで金が見つかると、ゴールドラッシュによる人口増加を迎える。当時はブリスベンとの間に鉄道は敷かれておらず、現在のシティセンターのあるあたりにドックが造られ、一攫千金を夢みる男たちが次々と船でフィッツロイ川をさかのぼってきた。ゴールドラッシュ後も町は着実に発展。現在では、近郊に250~300万もの牛が放牧され、オーストラリアのBeef Capitalとまでいわれている。
- ヤプーン
- ロックハンプトンの東40kmにある、美しいビーチをもつリゾートタウン。町は小さく、のんびりとした雰囲気。グレートケッペル島への船が出るロズリンベイが近いため、訪れる観光客の数も多い。宿泊施設も豊富で、クーベリーパーク・フローラ&ファウナサンクチュアリという動物園もある。
- グレートケッペル島
-
ロズリンベイを出た高速カタマランは、わずか40分あまりでグレートケッペル島の白い砂浜の上に乗り上げる。大きく弧を描いた砂浜には、新しいこの島での滞在者を迎えるため、たくさんの人たちが集まっている。 1400ヘクタールとかなりの大きさをもつグレートケッペル島は、若者に人気のあるリゾートアイランドだ。島の周囲はラグーンになってはいない。しかし、サンゴはよく発達しており、しかも水はとてもきれいなので、グラスボトムボートやシュノーケリングで海中散策するにはもってこいだ。また、島内には松に似た丈の低い木々が多く、その間を縫って歩くのはちょっとしたブッシュウオーキング。突然目の前に白砂のビーチがひらけ、誰もいない海で思うままに1日を過ごす、という夢物語もここでは現実となる。グレートケッペル島は国立公園ではない。が、その美しい自然、開放的な明るさ、そしてそこに集まる人々の楽しそうな顔が、どこにも負けないリゾートライフを約束してくれる。
2日、3日と滞在する人は、いろいろなビーチへ足を延ばしたい。比較的楽に行けるのはリークスビーチLeeke's Beach、モンキービーチMonkey Beach、ロングビーチLong Beachだ。
リークスビーチはパトニービーチPutneys Beachの北側にある東西に長いビーチだ。YHA裏側の細い道をたどって行くと途中小高い丘から、グレートケッペル島の展望が楽しめる。
ロングビーチは島の南側に広がる、長い白砂のビーチだ。リゾートエリアから空港脇の道を30分ほど歩くと着くのだが、さすがにこのあたりまで足を延ばす人は少なく、東西2km近いビーチをひとり占めできてしまう。
モンキービーチはパトニービーチの南側、入江に沿ったビーチだ。入江の浅瀬に珊瑚礁がたくさんあって、シュノーケリングするのに最高の場所。リゾートエリアからボート・シュノーケリングツアーも出ている。
- ヘロン島
- 世界中のダイバーにとって憧れの島ヘロン島。グラッドストーンの沖合約80km、グレートバリアリーフ最南部のほぼ南回帰線上に位置する、1周歩いて30分ほどのコーラルケイ(サンゴでできた島)だ。島の周りには実に24km四方という広大なラグーンがあり、そこではウミガメやサメ、マンタなどが悠々と泳ぐ。この島はまた、その名前からもわかるように、野鳥たちの楽園でもある。島の名前にもなっているサギをはじめ、さまざまな渡り鳥、オーストラリア中で見られるカモメ……島のいたるところで、こうした鳥たちの生態を観察できる。 ヘロン島には、大自然に抱かれるという何物にも代えられない豊かさがある。珊瑚礁の海、色とりどりの魚、そしてたくさんの鳥たちに囲まれて「これぞグレートバリアリーフ」といった滞在を体験してみるといい
- タウンズビル
- 人口約14万人を数えるG.B.R.セントラルセクション沿岸最大の町がタウンズビルだ。1864年、北部開発の拠点として礎が築かれ、1896年にはオーストラリアで初めての日本領事館もここに開設された。当時、周囲に広がるサトウキビ畑の労働者として、タウンズビルの港に第一歩を印す日本人移民が多く、その後、そうした日本人を相手にする「からゆきさん」たちも大勢町に住みついていたのだという。町を見下ろす禿げ山のキャッスルヒルの麓、ビクトリア・ストリートの11番地がかつての日本領事館のあった場所。今も当時の建物が残っており、かつて日本の名誉領事を務めたグリーン家の人々が住み続けている(残念ながら内部の見学はできない)。 観光的にもタウンズビルの注目度は高い。G.B.R.海洋公園機構GBRMPAの本拠地で、研究施設を兼ねた水族館があるし、沖合に浮かぶマグネティック島やアウターリーフへのクルーズ、G.B.R.を代表するダイビングポイント、ヨンガラレックへの拠点ともなっているのだ。











