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キャンベラの基本情報

キャンベラの基本情報 Canberra, Basic Information
- 基本情報
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強固な自治権をもつオーストラリアの6つの州と、それに準じた自治権が認められているノーザンテリトリー。この「7つの独立国」を統轄するのが、オーストラリア首都特別区だ。日本でいえば神奈川県ほどの広さしかないが、ニューサウスウエールズ州とは区別される。アメリカのワシントンDCと同じように独立した行政区域になっており、その中心都市キャンベラがオーストラリアの首都である(キャンベラ周辺のほか、ニューサウスウエールズ州南沿岸のジャービスベイの一部も飛び地のようにこの特別区の管轄に含まれている)。
連邦国家というのは、とにかく州の独立性が強い。「何でも東京」の日本とは大違いで、キャンベラに乗り込んできて、「うちの州は分離、独立するぞ」などという州首相が何人もいる。「州首相」という呼び方からして、外国人には本物の「連邦政府首相」と区別ができないほどだ。 キャンベラがいつできたのか――答えるのは難しい。首都機能をおきたいと願っていたシドニー、メルボルンの綱引きの末、位置的にその中間にあたるこの場所が首都として選定された。1911年にニューサウスウエールズ州から分割され、それまで暫定的にメルボルンにおかれていた首都機能が移転。1929年に初めてキャンベラで国会が開かれた。1960年に一応完成したことになっているが、実際にはその28年後の1988年、国会議事堂の落成をもって正式に完成したといえる。
設計はオーストラリア人でも英国人でもなく、アメリカの建築家ウォルター・バーリーグリフィンで、彼の名前が付いた人造湖、バーリーグリフィン湖がある。 原野に理想的に設計された都市だから、オーストラリア的な空間と自然を充分に利用した「完璧な自然都市」となっている。しかし半面、連邦政府職員、外交官、国際的なオーストラリア国立大学の学生が中心になった街なので、最もオーストラリア的でない都市ともいえる。
オーストラリア首都特別区の基本データ
面積 キャンベラ周辺2538km2 ジャービスベイ73km2
人口 約33万人
特別区都 キャンベラ(人口約32万人)
時差 オーストラリア東部標準時(日本より1時間早い)またサマータイムを採用しており、通常10月最終日曜から3月最終日曜まではさらに1時間時計が進む(日本より2時間早くなる)。
電話州外局番(エリアコード)02
- 観光情報
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キャンベラの観光は、「自然を楽しむ」というよりも「深くオーストラリアを知る」ということに重点をおきたい。この街の教育水準はオーストラリアいちといわれ、多くの研究機関がある。アカデミックな見どころが多いのもうなずける。計画されて造られた都市をベースに生まれた独自の見どころをしっかりと見て回りたい。
キャンベラでぜひ見てほしいのは、オーストラリア戦争記念館だ。オーストラリアが参戦したあらゆる戦争の悲しみと実態が展示されている。英国のために戦った第1次世界大戦、日本軍に迫られた第2次世界大戦、朝鮮戦争、ベトナム戦争の記録、記念物、絵画、ジオラマから戦車、戦闘機まである。第1次世界大戦では、オーストラリア軍艦を日本海軍が護衛した絵もある。しかし隣には日本に空襲されたダーウィンの惨状があるといった具合だ。日本がかかわっている展示が意外に多く、自国の戦争の歴史をも再確認させられる。
川をせき止めて造った人工湖、バーリーグリフィン湖の南側は連邦政府街と大使館街。連邦政府の建物は公園のなかにあるといったのどかさで、役所の前の芝生で昼寝でもしたくなってしまうほど。大使館街は丘陵公園の散策路といった感じで点在する。この地区が観光バスのルートになるところが、いかにもキャンベラらしい。 またバーリーグリフィン湖のほとりにある国立博物館は、オーストラリアの過去、現代、未来のすべてを集結させている。展示物についてどれくらい知っているかで、自分のオーストラリアの知識が確認できる。
【観光のポイント】
Point1 大理石をふんだんに使った近代的な国会議事堂の見学は、キャンベラ観光のハイライト。
Point2 国立博物館や戦争記念館など、オーストラリアについての知識を深められる数多くの施設を見逃さないように。
Point3 キャンベラを囲む小高い丘にはいくつか展望台が設けられている。整然とした計画都市の様子を眺めよう。
Point4 各国の大使館を見て回るのもキャンベラならでは。大使館によってはミニ博物館を設けているところもある。
Point5 自然を満喫するなら、ティドビンビラ自然保護区でブッシュウオーキングを楽しむ。
- 交通機関
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【アクセス】
●日本から
日本からの直行便はなく、オーストラリア主要都市からの乗り継ぎが必要となる。日本から直行便があるシドニー、ブリスベン、メルボルンからカンタス航空、またはヴァージンブルーの利用が便利。
●オーストラリア国内から
カンタス航空がシドニー、メルボルン、ブリスベン、アデレード、パースから、ヴァージンブルーがブリスベン、ゴールドコースト、メルボルン、アデレードからフライトをもっている。 グレイハウンド・オーストラリアをはじめとするすべての長距離バスやマレーズオーストラリアなどの観光バスは、街の中心にあるジョリモント・ツーリストセンター内のキャンベラコーチターミナルCanberra Coach Terminalが発着場所だ。 またシドニーから毎日2本の列車が出ている。キャンベラ駅は市の外れにあり、市内へは駅前からバスが出ている。
【空港/市内間】
キャンベラ国際空港Canberra International Airportは、街の東7kmにある。
●シャトルバス
空港~市内はエアライナーAir Linerのバスが運行。市内中心部ではシティインターチェンジ・ベイ6、ノボテル、シティバックパッカーズ、クラウンプラザなどに停まる。所要約25分。
●タクシー
人数が2~3人まとまればタクシーも手頃だ。キャンベラ市中ならどこでも$15~20ほど。
【キャンベラ市内交通】
キャンベラの観光スポットを歩いて回るのはちょっときついので、車かバスまたは観光ツアーを利用することになる。 市内各地へは、アクションACTION(Australian Capital Territory Internal Omnibus Network )のバスが走っている。シティ中心部、アリンガ・ストリートとイースト・ロウEast RowのぶつかるあたりがバスインターチェンジBus Interchangeになっており、ズラリとプラットホームが並んでいる。ACTIONのインフォメーションブースもあるので、各観光地への行き方を聞いたり、必要路線の時刻表を手に入れたりしておこう。ただしバスの便数は、朝のピーク時でも20分に1本、ほかは30分から1時間に1本程度。夕方になると終了してしまう路線もある。
●お得な割引チケット
・ショッパーズ・オフピークデイリー Shopper's Off Peak Daily
平日9:00~16:30と18:00以降、そして週末に利用できる1日券。ACTIONのバスを利用してキャンベラ観光をするつもりなら、迷わずこれを購入しよう。制限なしの1日券もあるが、オフピーク券のほうがお得感がある。











