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ダーウィンの基本情報  Darwin, Basic Information

基本情報
ノーザンテリトリー最北部はトップエンドと呼ばれている。ダーウィンは人口約20万人のトップエンドの中心都市であり、またノーザンテリトリーの州都(正確には準州都)でもあるのが、進化論の生みの親にちなんだ名称をもつダーウィンだ。チモール海に面した熱帯都市で、トップエンドの観光ハイライト、カカドゥ国立公園、リッチフィールド国立公園、ニトミルク国立公園へのゲートウェイでもある。また歴史的には、オーストラリアと世界を結ぶ海底電信ケーブルが敷かれた、重要拠点でもあった。 

ダーウィンの街は2度壊滅的打撃を受けている。1度目は第2次世界大戦時の1942年に日本軍による空爆によって(オーストラリアが初めて体験した外敵による本土攻撃だった)、2度目は1974年の猛サイクロンによってのことだ。このためダーウィンには新しい建物が多く、また街自体もきっちりと区画整理されている。また熱帯の植物が街のあちらこちらに生い茂り、1年を通して鮮やかな緑をみせている。 

そんなダーウィンも、こと観光となると期間が限られてくる。このあたりは5月~11月半ばの乾季と11月後半~4月の雨季の二季しかなく、特に1~3月の降雨量は月間300mmをゆうに超える(ちなみに東京で最も雨の多い9月の平均降水量208.5mm)。郊外の道路が水没することも珍しくなく、観光にはいろいろ不便となるので旅のプランニングには充分注意しよう。

ダーウィンの基本データ
面積 134万6400km2
人口 約20万人
州都 ダーウィン(人口約8万人5000人)
時差 オーストラリア中部標準時(日本より30分早い)
電話州外局番 08

観光情報
半日~1日で、ダーウィンの市内や見どころを回るツアーや、アデレードリバーでのジャンピンぐクロコダイル・クルーズ、ダーウィンハーバーでのクルーズなどが人気が高い。1日以上かけて行くならカカドゥ国立公園は外せないだろう。このほかリッチフィールド国立公園やニトミルク国立公園(キャサリン渓谷)など、野性味あふれるツアーが多数出ている。

【観光のポイント】
Point 1 オーストラリアのシンボル、エアーズロック。時間によって七色に変わるという岩肌を見に出かけよう。
Point 2 カカドゥ国立公園は野鳥とクロコダイルを見るのにベストな場所。アボリジニの壁画も多く、数日のキャンプツアーで出かけてみたい。
Point 3 オーストラリア有数の渓谷美を楽しむならニトミルク国立公園(キャサリン渓谷)へ。カヌー遊びも楽しい。
Point 4 アリススプリングスからはアボリジニの村を訪れるツアーも出ている。

交通機関
ダーウィン国際空港は、街の東約15kmの所にある。国際線、国内線とも同じターミナルを使用しており、到着ホールにはハーツ、AVIS、バジェット、スリフティー、ヨーロッパカーなどのレンタカー会社のカウンター、トーマスクックの両替所、観光案内所などがある。観光案内所、両替所は飛行機の到着する時間ならいつでも開いている。

●エアポートバス ダーウィンエアポート・シャトルサービスDarwin Airport Shuttle Serviceのバスを使うのが一般的だ。すべてのフライトに接続していて、市内の指定した場所まで行ってくれる(最終目的地はダーウィン・トランジットセンター)。市内から空港へ向かう場合も、予約すればホテル・ピックアップをしてくれる。

●タクシー ダーウィン中心部まで約$20。3人いるならタクシー利用が最もお得。

●レンタカー 見どころの多くが郊外にあるため、レンタカーが最も便利。レンタカー会社は空港から市内へ向かう途中、スチュアート・ハイウェイ沿いに多く集まっている。また一部のレンタカー会社では、電話予約すればホテルまで迎えに来てくれる。

●市バス ダーウィンバスDarwinbusがダーウィン市内を広くカバーしている。チケットを購入して車内で時間の刻印を受ければ、以後3時間はどのルートも乗り降り自由。またショー&ゴーShow & Goという1日券、7日券があるので、バスをメインに活用する人は手に入れておくといいだろう。バスターミナル、インフォメーションセンター、スーパーなどで購入できる。 シティのバスターミナルはスミス・ストリートからハリーチャン・アベニューHarry Chan Ave.に入った所。ここにはダーウィンバス・インフォメーションがあり、路線図と時刻表がもらえる。

●ツアータブ ダーウィン版のエクスプローラーバスが、このツアータブTour Tubだ。市内の主要ホテルとアクアシーンやインドパシフィック・マリーン、MGMグランドカジノ、イーストポイント戦争博物館、ボタニックガーデンなどを結ぶオープンエアーのかわいいミニバスで、1時間ごとに運行している。乗車時にドライバーからチケットを購入すれば、乗り降り自由だ。

カカドゥ国立公園
トップエンド観光のハイライトがカカドゥ国立公園だ。広大で豊かな自然、点在するアボリジニの壁画やかつての生活の跡など、自然・文化両面から貴重であるため世界複合遺産に登録されている。公園一帯の敷地は実に2万km2にも及ぶ(日本の四国とほぼ同じ大きさだ)。チモール海へと注ぐ3つの川(イーストアリゲーター・リバー、サウスアリゲーター・リバー、ウエストアリゲーター・リバー)と無数の支流が造る渓谷、湿地、マングローブ林、一方大地には熱帯ユーカリ林が茂り、林のなかには無数のアリ塚が塔のようにそびえている。川で身をひそめるワニ、水辺に集まる280種を超える野鳥、大地をかけるカンガルー、厳しくも豊かなこの地でアボリジニたちは自然の恵みを享受して生きてきたのだ。
カカドゥ、この地で自然や壁画を見、感じることで、私たちはオーストラリアの自然のすばらしさ、アボリジニの豊かな文化を再認識させられることだろう。

キャサリンとニトミルク国立公園
ダーウィンから南へ320km。西オーストラリアから延びるビクトリア・ハイウェイがオーストラリアを南北に縦断するスチュアート・ハイウェイに合流する場所に拓けたのがキャサリンだ。ノーザンテリトリーではダーウィン、アリススプリングスに次ぐ町だが、人口は1万人あまりと決して大きくはない。 この町が観光客の注目を集めるのは、東へ30kmほどの所から広がる大渓谷――キャサリン渓谷をもつからだ。13の渓谷からなる一帯3000km2はニトミルク国立公園として自然保護され、カカドゥ国立公園と並ぶトップエンド地域の観光ハイライトとなっている。

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