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パースの基本情報

パースの基本情報 Perth, Basic Information
- 基本情報
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西オーストラリア州の州都パースはスワン川の畔に広がり、訪れた人の誰もが住みやすい街と認める魅力に溢れた街だ。近郊にはスワンバレーやマーガレットリバーなどオーストラリア屈指のワインの産地があり、また荒野の墓標ピナクルスやウェーブロックなどの見所も多い。紺碧のインド洋に面した美しいビーチが点在し、またロットネスト島は休日を過ごす場所としてローカルにも人気のスポットだ。また、野生のイルカが浅瀬に集まることで有名なモンキーマイアや、シーズンになるとジンベイザメが見られることで有名なエクスマウス、エスペランスやアルバニーといった人気エリアへの観光の拠点でもある。
西オーストラリア州の基本データ
面積 252万5500km2
人口 約213万人(2007年12月現在)
州都 パース(人口約155万人-2007年12月現在)
時差 オーストラリア西部標準時(日本より1時間遅い。但し、2009年3月29日までサマータイムのトライアルを行っているため日本との時差はなし。) また、南オーストラリア州との州境では、例外的に南オーストラリア、西オーストラリア時間の中間の時間を採用している。
電話州外局番 08
- 観光情報
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パース起点のエクスカーション郊外のフリーマントル、ロットネスト島、スワンバレー、さらにピナクルズ、ウエーブロックなどがパースからの日帰りエクスカーション先としてポピュラー。また、往復に時間はかかるが、マーガレットリバーやバンバリーなどへもツアー利用なら日帰り可能だ。カルバリー、モンキーマイア、エクスマウス、さらにブルーム以西のキンバリー地区などの西オーストラリア州北西部へもパースが起点となるが、公共交通機関を使っての観光は非常に不便。本数は少ないが、現地まではバス、飛行機が使える。その周りの観光地へは現地発着ツアーを利用すると割安だ。また、パース発で北西部を巡る1週間以上のツアーが数社から出ているので利用するのも手だ。西オーストラリア州南部も公共交通機関利用はひじょうに不便。しかも現地発着ツアーが出ている町も限られている。この地区をじっくり観光するならレンタカーは必須アイテムといっていい。または、パース発の2-5日の宿泊付き周遊ツアーを利用することも可能。
【観光のポイント】
Point1 スワン川沿いの美しい州都パース、港町フリーマントルなどには、古い建物が多く残っている。時間をかけて歩いて回りたい。
Point2 ロットネスト島には小型ワラビーの一種クォッカがいっぱい。海もきれいでシュノーケリングに向いている。
Point3 奇景ピナクルズへは4WDツアーがおもしろい。大砂丘地帯を4WDで駆け抜けるのはほかでは滅多にできない体験だ。
Point4 世界的に知られる野生イルカの餌付けポイントのモンキーマイア、ロッキンハムやバンバリーでのドルフィンスイムなど、イルカと遊ぶ場所がたくさん。
Point5 ブルーム、カナナラを起点にオーストラリア最後の秘境と呼ばれるキンバリーを観光。なかでもバングルバングル観光は人気の的だ。
- 交通機関
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【アクセス】
●日本から
東京からカンタス航空が週3便直行便を就航している。日本から直行便のあるブリスベン、シドニー、メルボルンからの乗り継ぎ便や、アジア系航空会社の経由便も利用価値が高い。
●オーストラリア国内から
カンタス航空が、各州州都はもちろん、エアーズロックやアリススプリングスからもフライトを運航。ヴァージンブルーも、シドニー、ブリスベン、メルボルン、アデレードからフライトがある。またカンタス航空系カンタスリンクと、スカイウエストSkywestが西オーストラリア州内にネットワークをもっている。タイガー航空でアデレート、メルボルンから、ジェットスターでアデレード、ケアンズ、メルボルンからフライトがある。 中長距離バスは、グレイハウンド・オーストラリアがアデレードや西オーストラリア北部から、トランスWAやサウスウエストコーチが西オーストラリア南西部の町からのバスを運行している。グレイハウンド・オーストラリア、サウスウエストコーチはパース駅近く、ウエリントン・ストリート・バスステーションWellington St. Bus Stationが発着場所だ。またトランスWAのバスと、大陸横断鉄道インディアンパシフィック号、パース~カルグーリーを結ぶプロスペクター号の発着場所は、イーストパース駅East Perth内にあるトランジットセンターだ。
【空港/市内間】
パース国際空港の国内線ターミナルは、街の東約11km、その東約3kmには、国際線ターミナルがある。国内線と国際線間を乗り継ぐ場合は、バスでターミナル間を移動する必要がある。
●シャトルバス
国内線、国際線とも空港から市内への一般的な交通機関は、シティシャトルCity Shuttle。乗車時に宿泊予定のホテル名を告げると、その前で降ろしてくれる。市内から空港へは電話予約時に泊まっているホテルを言えば、そこまで迎えに来てくれる。ただ、市内からは基本的に1時間に1本の間隔で運行。街までの所要時間は国内線ターミナルから約20分、国際線ターミナルからは約30分。
●タクシー
シティまで国内線ターミナルから$20~30、国際線ターミナルから$30~40ほど。2~3名ならタクシー利用も便利。
●市バス
国内線のターミナルからは市内交通のトランスパースTransperthのバス(No.37)も利用できる。
【トランジットセンター/市内間】
イーストパース駅のトランジットセンターからパースPerth駅へは、隣接しているホームからトランスパースの電車で3つ目。電車は15~20分間隔で運行している。切符は主要駅では改札を入る前に自動販売機で、改札のない駅ではホームの自動販売機で購入する(ゾーン1)。 なお、中長距離バスや列車の予約を入れる場合は、イーストパース駅まで行く必要はなく、パース駅にあるウエストコースト・レール&コーチWestcoast Rail & Coachやパース・ビジターセンターで可能だ。
【パースの市内交通】
パース市内およびその郊外はトランスパースTransperthと呼ばれるパース交通局管轄のバス、電車、フェリーによって結ばれている。料金はゾーン制でゾーン0~9まで分かれている。このなかでパース中心部のゾーン0区域内であれば、トランスパースのバス、電車どれに乗っても無料だ。ゾーン1はパース市内、ゾーン2はパースの中心部から半径約20kmの円内(フリーマントルも含む)と郊外へ広がっていき、ゾーン9ともなるとパースから80km以上も離れた地域を含んでいる。
●お得な割引チケット
・デイライダーDay Rider
1日めいっぱいバスで動き回る人におすすめ。ゾーン1からゾーン9まで使える1日券だ(ただし平日は9:00以降)。
・スマートライダーSmart Rider
長期滞在者のためのリチャージ式チケット(購入時$10~)。プラスチックのカードになっており、主要駅で随時入金可能。
●市バス
北行きはパースシティ駅脇のウエリントン・ストリート・バスステーション、南行きはウイリアム・ストリートのエスプラネード脇にあるシティバスポートCity Bus Portが発着場所。チケットは自動販売機、または運転手から買う。2セクションは片道3.2kmまで、1~4ゾーンは2時間フェア(2時間以内なら同じチケットで乗り降り自由)、5ゾーン以上は3時間フェアだ。ゾーンチケットなら乗車時に行き先を告げ、そこまでのお金を払えば、途中下車どころか往復も可能。チケットはトランスパースの電車、フェリーにも適用される。なお2回目以降バスに乗るときは、最初のチケットを運転手に見せる。
●キャット CAT
パース中心部にはキャットCAT(The Central Area Transit)と呼ばれる無料バスも走っている(シルバーの車体に猫の絵が描かれているバス)。ブルーキャットBlue CATは南北ルート、レッドキャットRed CATは東西ルート、イエローキャットYellow CATはイーストパース方面を走っている。
●電車
パース駅を起点に南東のアーマデールArmadaleへ行くアーマデールライン、北のクラークソンClarksonへ行くジュンダラップライン、南西のフリーマントルFremantleへ行くフリーマントルライン、北東のミッドランドMidlandへ行くミッドランドライン、南のマンジュラMandurahへ行くマンジュララインの5路線がある。ただし、アーマデールライン、フリーマントルライン、ミッドランドライン用のパース駅(地上)とマンジュララインとジュンダラップライン用のパース駅(地下)は異なる場所にあるので注意。各路線とも通常約15分~20分間隔(ピーク時は7~8分間隔)で運行。また主要駅にはトランスパースのバスインターチェンジがある。電車とバスをうまく組み合わせると、パース中ほとんどの場所へ行くことができる。
●フェリー
スワン川で隔てられているシティとサウスパース間をフェリーが結んでいる。便は頻繁に出ていて市民の足として使われている。
- マーガレットリバー
- パースの南約280kmにあるマーガレットリバー。緑豊かな大地からインド洋へと注ぐマーガレット川沿いに拓けた町だ。マーガレット川のほとりには、緑と花に囲まれたウオーキングトレイルがあるので、ぜひ歩いてみよう。 マーガレットリバーは西オーストラリア南部観光の拠点だ。この一帯は、数多くの鍾乳洞や美しい海岸をもつルーウィンナチュラリステ国立公園Leeuwin Naturaliste NPに指定されている。また近郊は「オーストラリアのボルドー」と称されるほどのワイン産出地。ワイナリー巡りもしてみたい。河口近くにはオーストラリア有数のサーフスポットとして知られるサーファーズポイントSurfers Pointもある。これらの観光ポイントへ向かう公共の交通機関はないので、車を借りるか、パース発のツアーに参加することになる。自転車の貸し出しもあるが、短期での観光にはおすすめできない。
- アルバニー
- アルバニーはパースから南東409kmに位置し、マウントクラレンスとマウントメルビルに挟まれた港町で、1862年に西オーストラリアで最初に白人が入植した町として知られている。そのため古い建物や博物館が多いが、それだけではなく、美しい海と森林に囲まれた町でもある。海に囲まれているので海岸沿いに見どころが多く、観光にはやはりレンタカーが便利。滞在するならミドルトンビーチ Middleton Beachがおすすめ。町の中心部からそれほど離れていないが、とてもきれいなビーチが広がっており、高級リゾートをまじめ、たくさん宿がある。
- モンキーマイアとシャークベイ
- パースの北およそ830kmにある町カナーボンの南にはシャークベイが広がっている。ここは西オーストラリアで最初に、世界自然遺産に登録された場所だ。シャークベイでよく知られているのは、野生のイルカに餌付けができるモンキーマイアだ。このほかにも、世界自然遺産に登録された大きな理由であるストロマトライトや、人魚伝説のモデルとして知られるジュゴンなど、一度はこの目で見てみたいものばかり。 パースからモンキーマイアへのツアーは、飛行機を使った日帰りから、数日のものまでいろいろある。それらのツアーを利用する場合は、ストロマトライトの大群生地ハメリンプールなどが割愛されていることもあるので、内容のチェックを忘れずに。時間に余裕がある人やシャークベイの魅力を存分に堪能したい人は、デナムDenhamに滞在するといい。宿泊施設やツーリストビューローなどが集まっているのでここからツアーに参加できる。
- ブルーム
- パースから北へグレートノーザン・ハイウェイをバスで約33時間、ダーウィンからだとちょうど24時間の所にキンバリーのゲートウェイとなる町ブルームがある。この町はかつて世界の真珠養殖の中心地として栄え、20世紀初頭には多くの日本人がこの真珠養殖に携わっていた。しかし第2次世界大戦では、ダーウィンとともに、日本軍の攻撃目標にされ、町は壊滅的な打撃を受けている。今、ブルームの町は、かつてのにぎわいが嘘のようにひっそりと静まり返っている。町の西の外れにある日本人墓地もまた、訪れる人もなく、この地で亡くなっていった人に安らかな眠りを与えているかのように静寂が漂っている。











